SEO対策に徐々にソーシャルが流入しつつある今日この頃。

業界にいると気付かない事ですが、まだまだSEO対策を勘違いされていると言う話をよく聞きます。

そういうお客様がどこでそういう(間違った)知識を植えつけられたのかは分からないのですが、とりあえず勘違いしたままSEO会社に依頼してサービスを開始しても、お互いにとって不幸な結末になるだけだと思います。

これはいけない。
なんとかしなきゃいけない。
どげんかせんといかん ←(古)

と言う訳で、今日は、自分が聞いた、見た、風の噂、等々で拾ってきたSEO勘違いあるあるを紹介しようかと思います。

まず1つ。

★順位を上げるだけでなく、操作出来ると思っている。 

これはビックリしました。
今、インターネットを使っているユーザーにとって、世の中にあるGoogleやYahoo,Bing、ECサイトなら楽天、amazon、Yahooショッピング、ビッダーズ・・・

とたくさんの検索エンジンに囲まれて生きています。

全ての検索エンジンについて言える事ですが、誰にも操作は出来ません。


出来たらとんでも無い事になります。

検索を制する者はインターネットを制する に近い状態の昨今では、

独裁政権の北朝鮮みたいな状態になります。

誰が何を検索しても操作出来るページが上位表示されてしまうような。。。

そんな検索エンジンを誰が使いますか??

まぁ、SEO業者の夢である事は間違いないと思います(笑)


★SEO対策は順位を上げる物だと思っている。


SEO対策とは元々、Search Engine Optimization 【検索エンジン最適化】対策ですから。

最適化ですから。

つまり。

ユーザーが探したキーワードから類推して本当に必要だと思われる情報が載っているサイトから上位に表示される。

と言う事です。

一言で言うなら、いいサイトは上位に、そうでないサイトは下位に。

と言う事です。

ただ、SEO対策をやっているサイトとやっていないサイトでは、やっていないサイトの方が多いので、まだやれば上がる余地のあるサイトは多数ありますが。

今後はいいサイトを目指さないと、対策をしても上がらないと言う事は十分に考えられます。

今のうちに順位を上げて、いいね!+1やECサイトであればレビュー評価を集めて、【ユーザーから必要とされるサイト】を目指さないと、生き残っていけないかもしれません。

例えば、今オープンしたECサイトと、3年後にオープンしたECサイトでは、売上上昇率が全く違った物になる可能性もあります。

と言う訳で、どんどんテクニックに頼ったSEO対策は衰退してしまうのです。

それを、そういう会社に依頼する側も知っておかないといけません。

今後はSEO対策単体でなく、サイトのコンサル、ソーシャルメディア対策、サイトだけで終わらないクロスメディア等の複合対策が必要になってくるでしょう。

いいサイト同士が争いを続けていくので、デザイン的にも使い易さでも、そうでないサイトは相当頑張らないと。。。

上位に行く事は難しいでしょう。

それを理解した上で、どのくらいを目標にしていくのか、夢を見ずに冷静に考えていく事をお勧めします。


ではまた。

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