5月後半から6月前半にかけて、東南アジア関連でニュースがいくつかあったので紹介します。

インドネシアで運営する楽天のECサイトが開店1年で取引20倍に

「楽天ブランジャ・オンライン(RBO)」の開店から1年間で、取引件数が当初の20倍に拡大したと発表した。ウェブサイトのアクセス数は8倍に、出店企業数は5倍に、それぞれ大幅に増えた。

らしいです。
これで、何件、いくらくらいの規模なんだろうか。

でもまぁ、このスピードで伸びて行けるのであれば、浸透も早いと思う。
まだ、他が整備されていないし、東南アジアはインドネシアだけでなく、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシアとどこも平均年齢が非常に低くて、若い人口が多いので伸びしろがとても大きいんですよね。

なので、日本のパッケージを多少ローカライズ(現地化)して持っていけば、楽天くらいの大きさなら十分成長していけるだろうと思う。

ただ、どうしても外貨が安いので、日本の雇用を支える程ではないけども。

そして。


こないだの6月1日にベスト電器が楽天インドネシアのモールに出店。

インドネシアは現在、世界第4位の人口(約2億4,000万人)を有し、またASEAN諸国で最大のインターネット利用者(約3,300万人)を抱えるといわれ、今後EC市場の急成長が見込まれる市場です。

これから発展が望める以上、過去の日本の3種の神器※のように、消費が増加する見込みが大きいと言う判断なんでしょう。
※テレビ、洗濯機、冷蔵庫

まぁ、テレビはカラーで薄型、洗濯機、冷蔵庫も大型化してるだろうけど。

楽天ブランジャオンライン

ベスト電器inインドネシア

現地生産の工場も増えてきてるんで、日本ブランドを現地生産、現地消費の地産地消モデルが出来れば、家電メーカーとの交渉も優位に運べるだろう。

また、日本が完全に頭打ちから下降線をたどっているし、ヤマダ電機、ビック・コジマ連合のトップ2は揺るぎない地位を確立しそうだし。

日本だとジョウシン電気がネット販売ではうまく回せてるし。

長い目で見た時に、一番のブルーオーシャンが東南アジアだったと。

先行者利益を取りに行ったと言う状況でしょう。

3年後には、3社~4社くらいになってるか、現地企業が立ち上がるか。

楽しみですねー。

そのうち逆輸入とか出てくるかも。

ではまた。