ネットショップコンサル部

久々にSEO対策の話

SEO対策の主流（正しいかどうかと言う意味では主流になっちゃいけないはずだが）として、一般に認知されてしまっている被リンク購入。

それでも、なんやかんや販売してる業者もいるし。

被リンクを売ってるだけなのに、『SEO対策やってます』としかお客さんに伝えてない業者とか。

テーブル構造の古いページとか、ディレクトリからページ構成から、もう全とっかえするくらいしないと、どんだけ被リンク付けても無駄ですよ。

オールドドメインで、定期的に更新して、アクセスもあって、メニューが見易くて。

そういうのをしっかりやってないと。

被リンク付けても無駄ですよ。

って事は、どんどん周知の事実となってるんだけど。

業界的に、

【SEO販売会社】　⇒　【SEO営業会社】　⇒　【ユーザー】

って流れになってる事が多いんですけど、SEO販売会社から直でユーザーに行く場合もあります。

どちらにしろ、ユーザーがSEO対策の内容をある程度知ろうとしないと、後で痛い目に遭う事が多いです。
企業秘密と言って教えてくれない場合もありますが、確かに、ディレクトリ構造等は検討しながら、試行錯誤して進めていくので、一概に言えないと言うのは事実なんですけど。
それでも

被リンクを設置するのか？
設置するとしたらどんなキーワードで何件くらいなのか？

は知っておきたい所。

そして、契約を終了する時の事も、事前に聞いておきましょう。
ちゃんとリンクを外してくれる業者を選ぶのは必須条件。

現在、Googleで昨年猛威を振るったパンダアップデートに続き

【被リンクを専門に調査して評価する】と言うペンギンアップデートが動いています。

これにより、うちでECサイトのコンサルをやらせてもらっているお客さんが、別業者から被リンクを購入していたようで、いくつかのキーワードでは、まだ１０位前後にいるものの、一部のキーワードでこの１か月で

５位　⇒　３４位　⇒　１０３位　⇒　１８４位　ときて、今週は　２３３位

にまで落ち込みました。

これは、 Analyticsで解析してたら、明らかにアクセス数が落ちてきたので何故ここまで順位が落ちたのか？と思いお客さんに聞いてみたら、教えてくれました。

事前に言ってくれれば。。。

一度ここまで落ち込むと、今後の復活はほぼ絶望。

別のキーワードで考えるか、なんとかして被リンクを全て削除するしかない。

と言う訳で別途、被リンク調査と言う業務が加わりました。。。

さらに、こんな時に別問題が発生する事があります。

この【SEO営業会社】が潰れたりすると、ユーザーはもう連絡が取れないし、状況がどうなのかを把握するのが困難になっちゃう訳で。

良心的な会社であれば、事前に清算や倒産する事を申告してくれるかもしれないけど、消えるように潰れる会社もあるので。。。

また、【SEO販売会社】が潰れた場合。

被リンクをほったらかしにして、消えるのが多いんですよ。
これが問題なんですけどね。

何故なら、リンクを設置するのって、すごくめんどくさいから。

何千リンクも設置するなんて、システム的にやったとしてもめんどくさい。

そして、そんな簡単にたくさん設置出来るようなリンクは、検索エンジン的に評価がスーパー低いので、付けても無駄。

それでも、お金になるから頑張って設置しますけども。

外すのなんて、契約終了時だから、一銭にもならない仕事なんですよ。

でも、もしその被リンクで、ユーザーのサイトのページランクが下げられてたり、ペンギンアップデートによるペナルティーを受けて、インデックスから削除（検索しても全く表示されなくなる）されたら、目も当てられない。

何が何でも被リンクを削除して欲しい。

だけど、連絡先が分からない。

よって、自分で被リンクを調べて、それぞれのリンク元に連絡して、外してもらうしか無くなってしまう。

何千リンクも！！

もしくは、Googleであれば、連絡して該当する被リンクを全部無効化して欲しいと伝えれば、やってくれるかもしれない。

じゃないと。。。泣き寝入りせざるを得ない。

リテラシーが高い人であれば何とか出来るかもしれないが、知識が無い人が被リンクを購入してる事がほとんどなので、そうすると被害は拡大する一方。