みんなもご存じ、東急ハンズ。
それがAmazonに出店しました。
まさかのAmazon。
そうか、楽天では無いのか。
この話がどっちから来たのか?それが重要だと思う。
東急ハンズは、自社でハンズネットと言うECサイトをやっている。
だから、普通に考えると、Amazonでやるよりも自社を拡大させて行く方が利益率が高い。
Amazonで売れば、その分徴収されるしね。
GoogleAdwordsとかYahooリスティング等のSEM(Search Engine Marketing)を使って集客をしていくのが王道だと思うんだ。
それでも出したと言う事であれば、それなりのメリットを感じていると言う事だと思うんだけど。
一体なんだろう。
それがAmazonに出店しました。
まさかのAmazon。
そうか、楽天では無いのか。
この話がどっちから来たのか?それが重要だと思う。
東急ハンズは、自社でハンズネットと言うECサイトをやっている。
だから、普通に考えると、Amazonでやるよりも自社を拡大させて行く方が利益率が高い。
Amazonで売れば、その分徴収されるしね。
GoogleAdwordsとかYahooリスティング等のSEM(Search Engine Marketing)を使って集客をしていくのが王道だと思うんだ。
それでも出したと言う事であれば、それなりのメリットを感じていると言う事だと思うんだけど。
一体なんだろう。
まず考えられるのは集客。
SEO対策をして上位に上げたかったキーワードは、恐らく商品名やカテゴリー名が大半だろう。
稀にロングテールの物で会社名やブランド名などのニッチな物があるかもしれないが、東急ハンズの規模からして、そこからに頼るのは現実的じゃない。
やはり、メインはビッグワードと呼ばれる物だと思う。
つまり
文房具 / カバン / クラフト関連 / インテリア / 日曜大工 / 手帳 / パーティー / キッチン ・・・
等々。
このようなワードでAmazonに勝つ事ができなかったんだろうと思う。
非常に強力なアフィリエイト(アソシエイトプラン)もあり、かなりの被リンクをトップページ、各カテゴリ、各商品に集めていただろうし、とにかくアクセス数がすごい。
商品数でも楽天ブックスを優に超えている。
そこにはいくら自社で運用しても越えられない壁があると感じたんだろう。
そこで、Amazonとしても、すでに実店舗で運用をしていて、固定客を掴んでいる東急ハンズの商品力とブランド力は非常に魅力的に写っただろう。
特にAmazonは最近、【ブランドページ】と言う物を用意して、各社有名ブランドの誘致を進めていたので、これはフルフィルメントだったり、有名ブランドの物流までを押さえようと言う布石に感じなくもない。
東急ハンズのブランドページ【Amazon】
他にも、紳士服のはるやま や ユナイテッドアローズ 等ファッション分野でもブランドページへの出店が続いているので、その一環だとは思うけど、今後もこの規模でのブランドページの公開はあるんだろうか。
とにかく、SEO対策としても、ドメインの上位に自社があると言うのは、それだけで強い。
楽天式、Amazon式と比較されるECモールだけど、物量を生かせるお店程、Amazon向きと言える。
楽天は日本一の商店街を作ると言う原点にもある通り、商店街、小売店、小さなお店向けのシステムになっている。
そこに東急ハンズが出たとしても、それほどメリットは少ないんじゃないかな。
何故なら、楽天とAmazonで決定的に違うのが、外部(一般の検索エンジン)からの導線の量だから。
主にブログが大量に作られた時期に、検索結果に同じブログの違う記事が大量に出回った事から作られた(と思われる)ルールなんですけど、これにより色々な多様性のあるページが見れるようになり、ユーザー体験としては向上している(はず)
そして、ページ構成的に、未だにテーブル構造で作られているお店の多い楽天市場では、ページランクの低いお店だが、商品数だけは大量にあると言う構成。
さらに、同じような商品をたくさんのお店が販売しているので、バッティングして検索エンジンから無視されているお店が大量に出ているのだ。
そんなサイトの元締めの楽天市場のページランクが高くなるとは思えない。
対してAmazonは各カテゴリ毎に階層構造がしっかりしていて、基本的に商品が被る事が少ない。
そして、購入率も高い。(平均して)
よって、仕入れ元から大量に商品を仕入れている東急ハンズでは、他の小売店と同じ商品を取り扱う事が多いので、単品で安く仕入れたお店に勝てない場合がある。
スケールメリットが全く生かせないのである。
それであれば、楽天内だけで楽天信者と化したポイントユーザー相手に勝負をするよりは、他の検索エンジンからの流入も見込め、SEO対策としても効果があり、Googleショッピングにも引っかかり易い方をターゲットとしたのも納得出来ると思う。
どんなにいい商品でも、他社が全く取り扱っていないネームバリューのある独占商品でも無い限り、ページがダサくても売れると言う事はありません。
ユーザー層的にも、今まで楽天で買い物をして楽天に慣れているユーザーしかいないので
そのため、商品を登録するたびにしっかりとページを作り込む必要がありますが、それはかなりの作業量になりますし、実際の運営者の手間暇も相当な負担となります。
対してAmazonでは、ページを作り込む必要が無いので、かなりの工数を削減できます。
やる事は、商品の登録の際に、サイズや必要事項を文字で登録するだけ。
メーカー品ならばその説明文をコピペするだけでもいいくらいです。
商品の登録も、JANコードがある商品であれば、非常に簡単です。
トータルで見て、自社サイトよりもAmazonに出店した方がメリットが大きいと判断したのではないでしょうか。
そんな訳で、ますますAmazonと楽天の争いが激化の予感。
まとめにも出てます。
1.自社サイトのSEO対策からの観点
自社サイトで集客していたが、効果が薄かった、実感出来なかった可能性がある。SEO対策をして上位に上げたかったキーワードは、恐らく商品名やカテゴリー名が大半だろう。
稀にロングテールの物で会社名やブランド名などのニッチな物があるかもしれないが、東急ハンズの規模からして、そこからに頼るのは現実的じゃない。
やはり、メインはビッグワードと呼ばれる物だと思う。
つまり
文房具 / カバン / クラフト関連 / インテリア / 日曜大工 / 手帳 / パーティー / キッチン ・・・
等々。
このようなワードでAmazonに勝つ事ができなかったんだろうと思う。
非常に強力なアフィリエイト(アソシエイトプラン)もあり、かなりの被リンクをトップページ、各カテゴリ、各商品に集めていただろうし、とにかくアクセス数がすごい。
商品数でも楽天ブックスを優に超えている。
2.Amazonの優位性
Amazonはどんどん拡大していくので、もう世界最大の小売店と言ってもいい規模。(実際そうだと思う)そこにはいくら自社で運用しても越えられない壁があると感じたんだろう。
そこで、Amazonとしても、すでに実店舗で運用をしていて、固定客を掴んでいる東急ハンズの商品力とブランド力は非常に魅力的に写っただろう。
特にAmazonは最近、【ブランドページ】と言う物を用意して、各社有名ブランドの誘致を進めていたので、これはフルフィルメントだったり、有名ブランドの物流までを押さえようと言う布石に感じなくもない。
東急ハンズのブランドページ【Amazon】
他にも、紳士服のはるやま や ユナイテッドアローズ 等ファッション分野でもブランドページへの出店が続いているので、その一環だとは思うけど、今後もこの規模でのブランドページの公開はあるんだろうか。
とにかく、SEO対策としても、ドメインの上位に自社があると言うのは、それだけで強い。
楽天式、Amazon式と比較されるECモールだけど、物量を生かせるお店程、Amazon向きと言える。
楽天は日本一の商店街を作ると言う原点にもある通り、商店街、小売店、小さなお店向けのシステムになっている。
そこに東急ハンズが出たとしても、それほどメリットは少ないんじゃないかな。
何故なら、楽天とAmazonで決定的に違うのが、外部(一般の検索エンジン)からの導線の量だから。
3.サイトへの導線とブランド力
Google特有の、【同じドメインからは4ページまでしか表示しない】と言うルール。主にブログが大量に作られた時期に、検索結果に同じブログの違う記事が大量に出回った事から作られた(と思われる)ルールなんですけど、これにより色々な多様性のあるページが見れるようになり、ユーザー体験としては向上している(はず)
そして、ページ構成的に、未だにテーブル構造で作られているお店の多い楽天市場では、ページランクの低いお店だが、商品数だけは大量にあると言う構成。
さらに、同じような商品をたくさんのお店が販売しているので、バッティングして検索エンジンから無視されているお店が大量に出ているのだ。
そんなサイトの元締めの楽天市場のページランクが高くなるとは思えない。
対してAmazonは各カテゴリ毎に階層構造がしっかりしていて、基本的に商品が被る事が少ない。
そして、購入率も高い。(平均して)
よって、仕入れ元から大量に商品を仕入れている東急ハンズでは、他の小売店と同じ商品を取り扱う事が多いので、単品で安く仕入れたお店に勝てない場合がある。
スケールメリットが全く生かせないのである。
それであれば、楽天内だけで楽天信者と化したポイントユーザー相手に勝負をするよりは、他の検索エンジンからの流入も見込め、SEO対策としても効果があり、Googleショッピングにも引っかかり易い方をターゲットとしたのも納得出来ると思う。
4.出店から販売開始までのハードルの低さ
さらに、楽天市場の特性上、商品の魅力を商品ページでしっかりと詰め込む必要があります。どんなにいい商品でも、他社が全く取り扱っていないネームバリューのある独占商品でも無い限り、ページがダサくても売れると言う事はありません。
ユーザー層的にも、今まで楽天で買い物をして楽天に慣れているユーザーしかいないので
ページが作り込まれていない = やる気が無い = サービスが悪い
と思われてしまいます。そのため、商品を登録するたびにしっかりとページを作り込む必要がありますが、それはかなりの作業量になりますし、実際の運営者の手間暇も相当な負担となります。
対してAmazonでは、ページを作り込む必要が無いので、かなりの工数を削減できます。
やる事は、商品の登録の際に、サイズや必要事項を文字で登録するだけ。
メーカー品ならばその説明文をコピペするだけでもいいくらいです。
商品の登録も、JANコードがある商品であれば、非常に簡単です。
トータルで見て、自社サイトよりもAmazonに出店した方がメリットが大きいと判断したのではないでしょうか。
5.東急ハンズがAmazonを選んだ理由のまとめ
・ Amazonの方がSEO対策で効果が高い
・ Googleショッピングにも対応
・ ページを新たに作り込む必要が無い
・ 商品登録が簡単
・ 自社サイトがあるので、受注から物流までスムーズ
・ もっと規模を大きくする際にはフルフィルメントサービスが有効
・ 将来的に海外展開を考える際にもAmazonの方が有利
そんな訳で、ますますAmazonと楽天の争いが激化の予感。
まとめにも出てます。
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